O157後遺症で死亡、堺市が6275万円支払い…女性遺族と補償合意
堺市の学校給食が原因で1996年7月に発生した病原性大腸菌
これで、補償対象9119人のうち、4遺族を含む9108人と合意した。
市教委によると、補償金の内訳は慰謝料3164万円、逸失利益2884万円など。発生翌春の合意で支払った補償金や、その後の治療費は含まない。
女性は小学1年で感染後、入院中に腎機能が低下する溶血性尿毒症症候群を発症。後遺症で高血圧が続き、降圧剤を服用しながら通院していたが、昨年10月10日、体調が急変、翌日腎血管性高血圧で亡くなった。