眼光鋭い警察官の目の写真を大きくあしらった防犯ポスターを愛知県警中署が作製し、27日、発表した。マンションや民家の出入り口などに張ることを想定し、5月から1200枚を配布する。
大きな目を張り出すことに一定の防犯効果があるとされ、これまでは絵を使ってきた。写真ならより強力だろうと、こわもての署員が多い中、最も目が鋭い生活安全課員の赤尾晃嗣巡査長(35)を抜てきした。
中署管内では自転車盗や侵入盗などが増えており、署員の目で地域を守るとの意味合いも込めたという。赤尾巡査長は「にらみをきかせ、悪者は決して逃さない」と力強く宣言した。【加藤沙波】