神輿若返り　大和川渡る…住吉祭

• 住吉祭の「神輿渡御」で大和川を渡る大神輿（大阪市住之江区で）＝前田尚紀撮影
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　住吉大社（大阪市住吉区）の住吉祭で１日、神輿渡御（みこしとぎょ）があり、およそ７０年ぶりに修復された大神輿（高さ約３メートル、全長約５メートル）が住民らに担がれ、大和川を勇壮に渡った。

　大神輿は１８８１年に奉納され、渡御は戦時中から２００５年に再開されるまで中断。修復は１３年から始まり、今年４月に完成した。

　この日、大神輿は同大社から堺市堺区の宿院へ。途中、大和川には午後５時頃到着し、勢いよく着水。担ぎ手たちがひざ上まで水につかって川を渡り、大神輿を取り回したり、揺らしたりすると、見物客から歓声が上がった。堺市西区の主婦小西ふき子さん（４３）は「例年より一回り大きく、勇ましい」と見入っていた。