ペルー南部でM5.3の地震、米国人観光客含む4人死亡・68人負傷
ペルーで14日に起きた地震の震源地を示した図。
【AFP】(更新)ペルー南部で14日夜、マグニチュード5.3の地震が発生し、がれきの下敷きになるなどしてこれまでに米国人観光客1人を含む少なくとも4人が死亡、68人が負傷した。当局が15日発表した。
南部アレキパ地方では家屋約50棟が倒壊し、道路や電気が遮断された。
「悲惨だった。人々はできる限りのことをして負傷者を救助した」。被害の大きかったヤンケ村の住民は地元ラジオ局にこう語った。「電気が止まった。水はまだあるけれど、次に何が起きるか分からない」と不安を隠さなかった。
当局は軍用機を利用して、被災した1200人余りに約7.5トン分の食料を輸送した。
救助関係者によると、亡くなった米国人は66歳の女性。激しく損壊したホテルの中で犠牲になったという。
ペルーは地震が頻発する国だが、今回は震源の深さが8キロメートルと浅かったため、震源近くでは被害が大きくなった可能性がある。ペルー地球物理学研究所によると、震源地はアレキパ地方カイリョマ県の都市チバイから10キロメートル。
15日には余震も数回発生した。
【翻訳編集】AFPBB News
ペルー南部山岳部でM5・4の地震、4人死亡
【リオデジャネイロ=吉田健一】米地質調査所(USGS)によると、ペルー南部の山岳部で14日午後9時58分(日本時間15日午前11時58分)頃、マグニチュード(M)5・4の地震があった。
地元メディアによると、少なくとも4人が死亡、50人以上が負傷した。倒壊するなどした民家が150軒以上あり、死傷者が増える可能性がある。
在ペルー日本大使館は、日本人が死傷したとの情報はないとしている。
震源はペルー南部アレキパから北に約88キロ・メートルの地点で、震源の深さは約10キロ・メートル。
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ペルー南部でM5.3の地震、米国人観光客含む4人死亡・68人負傷
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