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縫いぐるみが「お泊まり会」 子どもたちもびっくり
子どもがお気に入りの縫いぐるみを一晩図書館に預ける「ぬいぐるみのおとまり会」が27日夕から28日にかけて、兵庫県三木市吉川町吉安の吉川図書館であった。夜中に縫いぐるみが紙芝居を楽しむ場面などを職員が撮影し、迎えに来た子どもたちを驚かせた。
図書館に親しみを持ってもらおうと、2013年から毎年開いており、今回は20人が参加した。
27日夕、子どもたちは縫いぐるみと一緒に絵本の読み聞かせを楽しんだ後、布団に寝かしつけてお別れした。
翌日、職員は子どもたちに「縫いぐるみは夜中に絵本を本棚から引っ張り出していたずらしたり、DVDを見たりして遊んでいた」などと語り聞かせ、用意した写真をプレゼント。貸し出しカウンターで仕事をする場面もあり、子どもたちはびっくりした様子だった。
神戸市北区の女児(6)と弟(4)は写真を見て「楽しそうに絵本を読んでいてかわいい」と話していた。(後藤亮平)