窃盗版「泉州の二大巨頭」ら24人逮捕 大阪府警「家庭訪問」称し空き巣…被害1億円超
産経新聞10月6日(木)18時48分
空き巣などを繰り返したとして、大阪府警捜査3課は6日、窃盗容疑などで堺市中区小阪の会社員、泉本真路(40)と堺市北区の無職、張裕史(40)の両被告=いずれも同罪などで起訴=ら男女24人の窃盗グループを逮捕、送検したと発表した。大阪を中心に4府県で216件、総額約1億1759万円分の被害を裏付けたという。 同課によると、グループの中心だった泉本、張両被告は、ほかのメンバーから「泉州の二大巨頭」と呼ばれていた。2人は空き巣を「家庭訪問」と称して民家内で車の鍵を盗み、ガレージから車ごと盗む手口を繰り返していたという。 送検容疑は平成24年3月〜27年6月、4府県で空き巣や自動車盗、出店荒らしを繰り返したとしている。 泉本被告は、和歌山市の携帯電話店で5月、iPhone(アイフォーン)100台が盗まれた事件でも起訴されている。