帝塚山大生が大阪エコ農産物で ／大阪
毎日新聞 2016年11月12日 地方版
農薬や化学肥料の使用量が通常の半分以下の「大阪エコ農産物」（府認証）を使って、帝塚山学院大（堺市）の学生が開発した料理のレシピコンテストがあった。「子どもがもりもり食べる」をテーマにしたレシピは、府のホームページなどで紹介される。
府は１５年前に発足した認証制度について、農薬、化学肥料が「不使用」の区分を新設、認証マークも刷新する。これを機にエコ農産物をもっと知ってもらう目的でレシピの開発に取り組んだ。堺市は制度発足と同時に「大阪エコ農産物 泉州さかい育ち」という独自ブランドを設け、コンテストでは「さかい育ち」の春菊などが使われた。
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同大学人間科学部食物栄養学科の学生が考えた６７品のうち３２品について今月５日、学生が調理し、ＪＡ堺市エコ農産物出荷部会長らが審査した。知事賞＝石原美羽さん「小松菜ソースの花畑オムライス」＝写真▽ＪＡ大阪中央会会長賞＝塔ノ上敦也さん「しろなとみずなのバター風味ピザトースト」▽ＪＡ堺市代表理事組合長賞＝日高隆博さん「えびとねぎのコロコロ揚げ」など１０点が入賞した。
府の担当者は「小松菜なら煮たり炒めたりという固定観念を破った、自由な発想に感心しました」と話していた。３２品のレシピは来月、府ホームページ（大阪エコ農産物で検索）に掲載される。問い合わせは府農政室（０７２・９５７・０５２０）。【西村哲治】
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食育@帝塚山大生が大阪エコ農産物で ／大阪
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