近大受験生が「不公平!」…入試中に地震発生で1分延長→一部会場で答案再配布
19日午前に発生した和歌山県南部を震源とする最大震度4の地震の影響で、全国20会場で推薦入試を実施していた近畿大学は試験時間を1分延長する措置をとったが、一部の教室では午後の別科目の試験後に解答用紙を配り直して、1分間の延長を実施したことが20日、近大への取材で分かった。
近大によると、推薦入試は約3600人が受験。英語の試験中(午前11時~正午)に地震が発生し、受験生への影響を考慮して全会場で試験を1分延長した。
しかし、東大阪キャンパス(大阪府東大阪市)の2教室(約390人)に延長の連絡が間に合わず昼休憩が始まったため、午後の別科目の試験後に英語の解答用紙を配り直し、1分間の延長を実施。受験生には事前に延長を伝えていなかったが、「友人と話し合ったりする時間があり、解答を直すことができた」「不公平だ」などといった声が50件以上大学側に寄せられたという。
近大の担当者は「公平性を期すために、適切な対応だったと考えている。最善の措置だったかどうかは今後、検証する」と話している。
19日午前に発生した和歌山県南部を震源とする最大震度4の地震の影響で、全国20会場で推薦入試を実施していた近畿大学は試験時間を1分延長する措置をとったが、一部の教室では午後の別科目の試験後に解答用紙を配り直して、1分間の延長を実施したことが20日、近大への取材で分かった。
近大によると、推薦入試は約3600人が受験。英語の試験中(午前11時~正午)に地震が発生し、受験生への影響を考慮して全会場で試験を1分延長した。
しかし、東大阪キャンパス(大阪府東大阪市)の2教室(約390人)に延長の連絡が間に合わず昼休憩が始まったため、午後の別科目の試験後に英語の解答用紙を配り直し、1分間の延長を実施。受験生には事前に延長を伝えていなかったが、「友人と話し合ったりする時間があり、解答を直すことができた」「不公平だ」などといった声が50件以上大学側に寄せられたという。
近大の担当者は「公平性を期すために、適切な対応だったと考えている。最善の措置だったかどうかは今後、検証する」と話している。