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関電、堺・水素工場の生産能力1・5倍に プラント増設、岩谷産業と共同出資

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関電、堺・水素工場の生産能力1・5倍に プラント増設、岩谷産業と共同出資
 岩谷産業と関西電力が共同出資する水素製造会社「ハイドロエッジ」(堺市)が、平成31年をめどに液化水素の生産能力を1・5倍へと引き上げる方針を固めた。毎時3千リットルを生産できるプラントを現在の2基から3基へと増設する。トヨタ自動車の「ミライ」など水素で走る燃料電池車(FCV)の普及に加え、関西国際空港における車両の燃料電池化など産業用途の需要拡大も見越し、水素供給体制の強化へ「先行投資する」(岩谷幹部)としている。

 岩谷、関電の関係者によると、新プラントへの投資は約50億円にのぼる見通しだ。

 岩谷は千葉県市原市、山口県周南市でも液化水素工場を持ち、それぞれプラントが1基ずつ稼働。周南市では来年末に向けてもう1基を増設中だ。ハイドロエッジでも「今後、水素の需要拡大は確実」(関電幹部)とみて対応を急ぐ。

 政府は32(2020)年の東京五輪・パラリンピックを世界に水素技術をPRする絶好の機会と位置づけ、同年までにFCVの普及を4万台、水素供給拠点となる水素ステーションを160カ所とする目標を掲げている。

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