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未来の藤浪育てる!阪神、小学生対象の野球学校を17年にも設立へ

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未来の藤浪育てる!阪神、小学生対象の野球学校を17年にも設立へ


サンケイスポーツ 12/9(金) 7:00配信

未来の藤浪育てる!阪神、小学生対象の野球学校を17年にも設立へ沖縄・宜野座キャンプで子供たちに野球教室で指導する藤浪。阪神が「タイガースベースボールスクール」の設立に動く(写真:サンケイスポーツ) 阪神が小学生を対象にした「タイガースベースボールスクール」(仮称)の設立構想を進めていることが8日、明らかになった。関係者によると、小学生が対象で野球の普及が目的。従来の単発の野球教室でなく、OBコーチが指導者を務め、1年間のカリキュラムを組む大プロジェクト。もちろんユニホームはタテジマで、未来の虎戦士を自らの手で育て上げる。 未来の藤浪、高山、北條を自分たちの手で育てる。阪神が野球界発展のため、大きな一歩を踏み出す。球団幹部が「タイガースベースボールスクール」新設の構想を認め、概要を明らかにした。 「学校のようなものを作る方向で動いていることは確か。子どもたちの健全な育成と野球界の裾野拡大が目的です」 プロ野球や高校野球の人気に陰りはないが、底辺での競技人口減には歯止めが利かないという深刻な現実がある。中体連の軟式野球部はこの5年間で30万人から20万人に所属部員が減少。学童野球ではチームが消滅し、子供が9人集まらず、合同チームでの出場は珍しくないという。 阪神はこれまで野球振興として、少年少女の野球チームに球団OBを派遣する「OBジュニアベースボールスクール」を開いたり、「NPB12球団ジュニアトーナメント大会」に出場するための「ジュニアチーム」(監督、八木裕氏。サンケイスポーツ専属評論家)を編成していた。いずれも単発か短期間での活動だった。危機感を共有した球団が長期的に指導できる組織づくりができないか、議論を重ねてきた。 重視するのは野球とのファーストコンタクト(出会い)で、初心者や低学年の申し込みを歓迎する。ユニホームはプロと同じタテジマになる見通し。先生役は球団OBで今季限りで現役を引退し、来年1月1日付で球団営業部に転身する鶴直人氏(29)らが候補に挙がっている。現役を退いたばかりの虎戦士が自ら手本を示すだけでなく、教科書やDVDなどテキスト素材も準備する。年間を通して活動する方向で、プロの正しい練習法をプロから直接、継続して学ぶことができる仕組みだ。練習拠点が現状での課題になっている。 阪神が本拠地を置く兵庫、大阪など関西圏は野球王国。藤浪や北條も大阪・堺出身。オリックスからFAで加入した糸井も京都・与謝野町出身だ。主目的は野球の普及だが、下部組織から巣立っていった卒業生が力をつけ、ドラフトを経て、阪神に帰ってくることになれば、生え抜き選手の自家培養が実現する。 関係者によると親会社である電鉄本社のバックアップも受け、予算面ではクリアしているという。球団幹部は「グラウンドの定期的な確保やスタッフの人員の手配がつき次第、発表できると思う。来年、再来年には実現させたい。野球界発展のため、営利という観点ではなく、球団総意で取り組まなければいけない」と強調した。球界屈指の人気球団阪神が、本腰を入れる。

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