こども園で１００人ノロ感染
12月14日 15時54分
こども園で１００人ノロ感染
豊中市の認定こども園の園児ら１００人が、おう吐や下痢などの症状を相次いで訴え、豊中市は、ノロウイルスによる集団感染とみて、園内の消毒などを指導しました。
豊中市によりますと、豊中市の認定こども園で、１１月７日から１２月１４日にかけて、０歳から６歳までの園児９８人と職員３人のあわせて１０１人が、おう吐や下痢などの症状を訴えたということです。
入院した人はおらず、いずれも快方に向かっているということです。
保健所が症状を訴えた人のうち２人を調べたところ、いずれもノロウイルスが検出されたということで、豊中市は、ノロウイルスによる集団感染とみて、園内の消毒などを指導するとともに、詳しい感染経路を調べています。
ノロウイルスによる集団感染は、先月から府内で相次いでいて、大阪府立公衆衛生研究所のまとめによりますと、今月４日までの１週間で、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎と診断された患者は、前の週より４０％近く増えているということです。
ノロウイルスは感染力が非常に強く、子どもやお年寄りは、重症化しやすい傾向にあることから、豊中市は、食事の前やトイレの後、それに赤ちゃんのおむつ替えの後などには、せっけんを使って手をしっかり洗うよう呼びかけています。
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ノロウィルス@こども園で１００人ノロ感染
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