ニット教室には近くの大阪府立大学の学生も参加。中にはこの教室がきっかけで白鷺団地に引っ越した学生も。フランスではお年寄りの手によるニットファッションで若者世代に人気のブランドもある。メールでやりとりしながらおばあちゃんの所に取りに行き、1万円前後の価格で販売しているという。おととい土曜日、大阪で開かれた「クリーマクラフトパーティ2017」にメイドイン白鷺ニットもブースを構えた。編み物を通じた団地のお年寄りの生きがいづくり。桝谷さんが次に狙うのはメイドイン白鷺ニットの商品化。「まずはネット販売ができるようにしながら商品の価値を伝えていきたい」などと桝谷さんが話した。
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堺市東区にある白鷺団地。高齢化率は37%で日本全体の平均を大きく上回る。「cocoroitoプロジェクト」の桝谷さんは月に1回集会所でニット教室を開催している。この日の生徒はおよそ20人。編み物は久しぶりという方が多いが、世間話をしながら皆さん楽しそうに編んでいく。繊維関係の会社を営む桝谷さんは、人脈を活かして毛糸会社・デザイン会社・手芸会社などに協力を取り付けた。上質な毛糸と手編みの温かさが融合したメイドイン白鷺ニット。
白鷺団地のお年寄りに集まってもらって開いているニット教室は、大阪府立大学の研究の一環としても行われている。「アプリで検索して…素人のものとは思えなくて安い。学生の方が踏み込んでいくのが得意でしょ?」などと石田さんが話したが、お年寄りたちからは、お金のために編むとなったら逆にやりたくないという声も。白鷺団地は高齢化が進んでおり、今回のことが縁で大学生がここに引っ越したりもしている。
フランスのゴールデンフックのサイトにはおばあちゃんの写真が並んでおり、編んで欲しいおばあちゃんと連絡を取って編んでもらうという。送ってももらえるが半数以上の人が直接受け取りに行っている。「おばあちゃんニット」が成功している例もある。東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市では漁師の網を繕って直せるおばあちゃんが多く「気仙沼ニッティング」はハンドメイドのセーターを販売し大ヒット。オーダーメイドカーディガン15万円は2年待ち。「メイドイン白鷺団地」を目指す桝谷さんは、まずはネット販売から始め白鷺団地のことも知ってもらいながら「おばあちゃんニット」の良さを伝えていきたいとしている。
以上引用
町おこしというよりも、ベースは、コミニティーの育成という点でみるとユニーク。
ここでは、毎日放送では、ニッチなあらたなビジネスという点での視点に置いているようだが・・。
新たなコミニティーという点での切り口だと面白いと思い。
以前からずっと指摘しているが、地縁・血縁という形でのコミニティーから、新たなライフスタイルを通してのコミニティーの形成という視点で見ると面白いと思う。
核家族化で血縁というものが薄れ、自治会の役割が震災等で注目される反面、個性化、多様化の中で自治会が形骸化しつつある中で、どういう形で、孤立化を防ぐのかというと、そこは趣味とか、価値観の共有、そしてライフスタイル通してのコミニティーの育成という視点が徐々にクローズアップされ始めているように思う。
シェアハウスとか、新たな住居形態もある意味ライフスタイルの共有というとであろうと思う。
生涯教育を通じて、趣味の共有、価値観の共有ということで、地縁・血縁が薄くなった人間関係の構築、孤立化の防止というのが重要になってくるものと思う。
そういう意味で、新たな、これらの取り組みに注目していきたいと思う。
泉北ニュータウンの再生というが、箱モノを新しくすることだけでは、変わらないと思う。新たな価値観や、新たなライフスタイルを作ること・・・。
金ぴかの「泉北スタイル」でなく泉北の歴史性、立地を踏まえた新たなライフスタイルを押し出すことが重要で、あろうと思う・・。
まあ、堺市には期待はしないが・・・。
もう見放した・・。