【官庁】5月下旬に落札者を決定/原山公園再整備運営事業を公告/堺市
[2017/01/30]
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堺市は27日、PFI手法を導入する「原山公園再整備運営事業」の一般競争入札を公告した。参加表明書を2月17日から21日に建設局公園緑地部公園緑地整備課で持参または郵送によって受け付ける。4月21日に入札し、プレゼンテーションを経て、5月下旬に落札者を決める。9月議会での承認を経て、事業本契約を結ぶ。
【施設配置イメージ図】
原山公園再整備基本計画(案)
参加資格は、設計、建設、工事監理、維持管理、運営の各企業で構成する。このうち、建設企業は2-4社で構成するJVとし、経審の建築一式工事の点数がJV代表者は1200点以上、その他の構成員は700点以上などを求める。予定価格は47億1000万円(税込み)。
民間事業者は、公園施設の設計、建設、工事監理を行った後、所有権を市に移転したうえで、事業期間を通じて公園施設の運営、維持管理、SPC運営管理の各業務を担う。BTO方式を採用する。また、独立採算事業として原山公園内に便益施設を整備する。
施設は、屋外プールや駐車場・駐輪場、園路、憩いの森、かもめ広場などの屋外プールなど施設、プールエリア、フィットネスエリア、更衣室エリアなどの屋内施設、便益施設で構成する。近畿大学医学部などの移転によって、泉ヶ丘プールを原池公園に移転する。建設地は堺市南区原山台2丁5ほかの敷地8・3㌶。
事業期間は、PFI事業が9月から40年3月31日まで、便益施設事業は9月から25年6月30日まで。PFI事業は20年6月末までに施設を整備し、20年7月1日から20年間にわたって運営する。便益施設事業は、20年7月1日から5年以上とする。「原山公園再整備に係る民間手法導入調査及び実施支援業務」は、日本総合研究所が担当している。
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