鈴鹿市 大型水道メーター58台取り替え忘れる 検定有効期限徒過ぎ
【鈴鹿】鈴鹿市上下水道局(同事業管理者・谷口誠局長)は二日、昨年八月末と九月末の検定有効期間を過ぎた口径四十ミリ以上の大型水道メーター計五十八台について、取り替えがされていなかったと発表した。同日までに五十四件は処理済みで、残る四件についても今月中旬までに取り換える。
谷口局長は「組織的なチェック体制に問題があった。今後は改善を図っていく」と謝罪した。
同メーター取り換え事務担当が昨年十二月に欠員となり、先月六日に残務処理で関係書類を確認し、従過メーターの存在が判明した。先月十九日に県計量検定所に報告し、一カ月以内に改善報告書を提出するよう指示を受けたという。
水道メーターは国の計量法により、使用期間八年以内でなければ、取引の計量に使用してはいけないことが決まっている。
五十八件の内訳は、検定有効期間八月末分が五十四件、同九月末分が四件。そのうち口径四十ミリが四十六件、五十ミリが十二件。大型水道メーターはマンションや老人福祉施設、事業所などで使用されている。
徒過メーターで検針した水量については、水道局の認定水量とし、五十八件のうち前年同期の水量より超過した三十三件の差額分計約四十七万円を還付する。
再発防止に向け、同局では業務進捗(しんちょく)状況の管理徹底などに取り組むという。
【検定有効期間が8年と定められている水道メーター。手前が口径40ミリの大型水道メーター=鈴鹿市役所で】
以上引用
なんか、堺市でもやってそうなミス…