権限委譲@３９市町村が旅券事務 鹿児島県内、権限移譲進む

３９市町村が旅券事務 鹿児島県内、権限移譲進む

鹿児島県のパスポート窓口のかごしま県民交流センターを利用する人々＝３日、鹿児島市
　鹿児島県が２００６年度から本格的に始めた権限移譲で、市町村でのパスポート申請・交付業務の導入が広がっている。全４３市町村のうち、４月から開始予定の姶良市を含め３９市町村が導入。県は「行政サービス向上への理解と取り組みが進んできた」としている。

　パスポート事務の権限は都道府県にあるが、旅券法改正で０６年３月から市町村でも可能になった。県は０５年７月に策定した権限移譲プログラムで０９年度から、特に住民に身近で移譲が望ましいとする重点推進項目に挙げる。