インドネシアのシナブン山で新たな噴火、地元住民は不安定な生活
インドネシアの北スマトラ州カロで、夜間に撮影された赤みがかった噴煙と火山灰を噴き上げるシナブン山(2017年2月12日撮影)。
【AFP=時事】(写真追加)インドネシアの北スマトラ州カロのシナブン山で10日、新たな噴火があり、噴煙と火山灰が立ち上った。噴煙は周辺地域に広がっている。
地元の火山監視当局によると、シナブン山の火山活動レベルは過去1週間で上昇し、噴煙と火山灰が数十回上がっているのが確認された。
シナブン山の火山活動が活発化する中、地元住民は危険と隣り合わせの不安定な生活を続けている。ネマンタランにある小学校では、噴煙が間近に見える中、子どもたちが屋外で遊んでいる。だが、当局は、学校が火口周辺4キロの立ち入りが禁止されている危険地帯から外れているため、安全だと述べている。
また農家の人々は作物の手入れを続けており、町の住民はマスクを着用して買い物に出かけている。【翻訳編集】AFPBB News
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インドネシアのシナブン山で新たな噴火、地元住民は不安定な生活
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