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世界は「第2次大戦以降最悪の人道危機」に直面、国連

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世界は「第2次大戦以降最悪の人道危機」に直面、国連

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南スーダン北西部バハル・アル・ガザール地方アウェルで国際医療支援団体「国境なき医師団」が運営する診療所で治療を受ける急性栄養失調と呼吸困難を起こした生後11か月の赤ちゃん(2016年10月11日撮影)。
【AFP=時事】国連は10日、世界が第2次世界大戦以降最悪の人道危機に直面、4か国で2000万人以上が飢餓と飢饉に苦しんでいると警鐘を鳴らした。

 国連のスティーブン・オブライアン緊急援助調整官(人道問題担当国連事務次長)は、ナイジェリア北東部、ソマリア、南スーダン、イエメンにおける「悲劇的結末」を回避するために、7月までに44億ドル(約5050億円)の緊急資金の拠出を呼び掛けた。

 オブライアン氏は国連安全保障理事会で「さもなければ多くの人が餓死し、家畜が失われ、ここ数年間にわたって苦労して築いてきた政治的進展が逆戻りしてしまうだろう」「世界が力を合わせて協力して事に当たらなければ、人々は飢えて死んでいくだけだ。さらに大勢が病気で苦しんで死ぬだろう。子どもたちの発育は妨げられ、学校にも通えない。家畜も、未来も、希望も失われるだろう」と厳しい警告を発した。

 オブライアン氏は、内戦で荒廃したイエメンで「世界最悪の人道的危機が起きている」とした上で、同国で食糧支援を必要としている人の数は1月から300万人以上増えて人口の約3分の2に相当する1880万人となっており、700万人以上が食料を定期的に入手することができていないと述べた。

 国連の統計によると、イエメン内戦ではサウジアラビア主導のアラブ連合軍が政権側に加担して軍事介入した2015年3月以降、7400人以上が死亡し、4万人以上が負傷した。

 オブライアン氏によると、この2か月だけでも4万8000人以上がイエメンの戦火から逃れたという。イエメン内戦は宿敵同士であるイランとサウジアラビアの代理戦争となっており、国連はこの問題解決に取り組んでいる。【翻訳編集】AFPBB News





2千万人が飢餓の恐れ、2次大戦後最悪の人道危機か
(CNN) 国連のオブライアン事務次長(人道問題担当)は12日までに、ソマリアなど計4カ国の住民計2000万人以上が飢えとコレラなどの病気に襲われる危機に直面しているとし、国際社会に緊急支援を呼び掛けた。

これら4カ国の窮状は、国連の創設以来、最大の人道危機とも訴えた。他の3カ国は、イエメン、南スーダンにケニア。事務次長は国際社会の包括的かつ組織だった支援努力がなければ、これら諸国の住民はだた餓死するだけだろうと警告した。

ソマリアでは総人口の半分以上である600万人以上が食糧支援を待っている。干ばつ、差し迫る飢餓の危機や救援活動の阻害要因となる過激派「シャバブ」の存在などが同国を絶望的な状況に追いやっている。同国のハッサン・アリ・カイレ首相は最近、住民110人が飢えや干ばつが原因の疾病で死亡したと報告していた。

隣国ケニアでは270万人以上が飢饉(ききん)に襲われる瀬戸際にある。国連によると、この人数は来月までに最大で400万人に増える恐れがある。

南スーダンでは最近、飢饉が宣言され、750万人以上に支援が必要な窮境に陥っている。この人数のうち半数以上は自宅などを失う状態となっている。

国連はまた、内戦状態にあるイエメンでは700万人以上に食料が十分届かない苦難が続いているとも報告した。

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