冬に少ない献血…中高生協力呼びかけ
大阪市内5か所の献血ルーム前などで22日、ボランティアの中学、高校生ら45人が献血を呼びかけた。24、25の両日も行う。
「御堂筋献血ルームCROSS CAFE」(中央区)では、4校の13人が「献血活動にご協力をお願いします」と声を張り上げ、通行人に啓発用のポケットティッシュを手渡した。
若年層の献血離れが深刻なことから、府赤十字血液センターが高校生らに協力を依頼した。同センターによると、冬は献血が少ないうえ、昨冬は1月初旬に臓器移植や手術が集中し、O型の血液が適正在庫の7割まで落ち込んだという。
明浄学院高3年川崎杏華さん(18)は「看護師になるのが夢。一人でも多くの方に血液不足を知ってもらい、献血に協力してほしい」と話した。
2015年12月23日 Copyright © The Yomiuri Shimbun