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小林由佳堺市議 維新離党を表明

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小林由佳堺市議 維新離党を表明
更新:04/21 19:42


 大阪維新の会の小林由佳堺市議が政務活動費として計上した広報チラシにほとんど実態がなかったとみられる問題で、小林市議は21日、開かれた百条委員会で突然、維新の会から離党すると表明しました。

 堺市議会の百条委員会に証人として出席した大阪維新の会の小林由佳議員。そして当時秘書だった黒瀬大議員。小林議員は、2011年から4年にわたって政務活動費から広報チラシの印刷代などとして約290万円を支出しましたが、実際にはほとんど配布されていなかったとみられています。これまでの証人尋問では、業者への指示やチラシの配布枚数について2人の証言に食い違いがみられたため、21日は初めて2人を同席させて行われました。チラシの配布エリアについて問われた2人は…。

 「お答えは差し控えさせていただきます」(堺市議会 小林由佳議員)
 「配布エリアに関して記録が残っておりませんので、詳細にはわかりかねます」(堺市議会 黒瀬大議員)

 曖昧な答えを繰り返すなか、小林議員は突然…

 「大阪維新の会を離党させていただいて、無所属で議員活動を一生懸命がんばらせていただき、みなさんの不信を回復していきたい」(小林由佳議員)

 なぜかこのタイミングで表明した離党。問題の幕引きをはかりたい考えとみられますが、21日の百条委員会でも真相は何も明らかになりませんでした。






百条委 証言拒否し離党を表明
04月21日 18時04分

大阪・堺市議会の小林由佳議員の政務活動費をめぐる問題で、小林議員と当時の秘書だった黒瀬大議員が、初めて同席する百条委員会が開かれました。
小林議員は、改めて証言を拒否したうえで、所属している大阪維新の会を離党する意向を明らかにしました。
小林議員は、政務活動費から、広報誌の印刷代や配付代として、285万円を支出していましたが大部分が配られていなかったなどとして、堺市議会は調査権を持つ百条委員会を設置して調べています。
これまでの委員会では、小林議員と、当時、小林議員の秘書を務め政務活動費を管理していた黒瀬議員が個別に出席していましたが、21日は、初めて同席させて尋問が行われました。
委員会では、当初、2人が配布したと報告していた広報誌の枚数が、食い違っていることから、2人の認識について質問され、小林議員は「刑事訴追の可能性がある」として、これまでと同様に、堺市から刑事告訴されたことを理由に証言を拒否しました。
黒瀬議員は、「自分が正しいと思う。ただ、記憶に基づいて話している」などと証言しました。
一方、小林議員は、市民への説明責任について問われると、所属している大阪維新の会を離党し、無所属で政治活動に取り組むことを明らかにしました。
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【大阪】政務活動費不正 小林由佳議員が離党表明

04月21日 19:20ABC NEWS 関西ニュース

【大阪】政務活動費不正 小林由佳議員が離党表明
【大阪】政務活動費不正 小林由佳議員が離党表明
(ABC NEWS 関西ニュース)
架空のチラシに政務活動費をあてていた小林由佳・堺市議が議会の百条委員会に出席し、あらためて自身の責任を否定。また、所属する大阪維新の会を離党する意向も示しました。

小林由佳市議は、2011年からの4年間に、実際には印刷されていない政策チラシの代金を政務活動費から計上したなどとして、市から1051万円の返還を求められています。21日の百条委員会では、小林市議と当時の秘書の黒瀬大市議が初めて2人同時に証人尋問の場に立ちました。小林市議は、「(チラシの印刷は)やり取りの細かな部分は、黒瀬氏に任せていた」と証言。一方、元秘書だった黒瀬市議は、「決定権者は、小林議員」だと証言し、双方が自身の責任を否定しました。また、小林市議は「党活動がおろそかになっている」として、所属する大阪維新の会を離党する意向を表明。すでに党の幹部に伝えているということです。


大阪維新・小林市議政務活動費で百条委設置へ
毎日新聞 2015年12月17日 11時41分(最終更新 12月17日 11時45分)

 大阪維新の会の小林由佳堺市議(37)が政務活動費を不適切に支出していた問題で、市議会は17日、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)を設置する議案を賛成多数で可決した。

 百条委では、小林市議が市監査委員から不適切な支出と指摘された2011〜14年度の政活費のうち、未配布だった政策ビラの配布代金や印刷代金の支出実態、当時秘書だった黒瀬大市議(39)の関与を調べるとしている。

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 小林市議は11〜14年度の政活費のうち約1051万円を不適切に支出したとして市から返還請求されている。このうち約416万円は返したが、残り約635万円は異議申し立てする方針を明らかにしている。大阪維新の会は10月、小林市議を党員資格停止3カ月、黒瀬市議を除籍の処分にした。

 市議会は、竹山修身市長に小林市議らについて刑事告訴を求める決議案も可決した。【椋田佳代】



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