<山形市>ユネスコ「創造都市」加盟へ再挑戦
山形市は28日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「創造都市ネットワーク」映画分野への加盟を目指し、日本ユネスコ国内委員会に国内推薦に向けた審査を申請した。国内推薦が得られれば、ユネスコ本部に加盟申請する。
申請は2015年に続き2度目の挑戦。前回は映像関連産業の育成などに特化した内容で申請し、国内推薦は得られたものの、ユネスコ本部の審査で加盟が認められなかった。
今回は、総合芸術である映画が、山形市固有の伝統や音楽、美術などの文化的価値を再発見するツールとなっていることを強調し、多様性、創造性にあふれた街づくりにつながっていることをアピールする。
ロケ地などを巡る「クリエイティブ・ツーリズム」を実施していくことも盛り込み、外国人を含めた交流人口の拡大を目指す方針を示すという。
市文化振興課によると、国内委員会の推薦は1カ国最大3都市で、日本の国内推薦は6月中に決定。その後、ユネスコ本部に申請する。加盟の可否は10月31日に公表されるという。
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