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パンドラの箱@ヒトラーの「わが闘争」8日に注釈付きで再出版 昨年末で著作権が失効

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産経ニュース

ヒトラーの「わが闘争」8日に注釈付きで再出版 昨年末で著作権が失効 

 【ベルリン=宮下日出男】ヒトラーの著書「わが闘争」の著作権が12月31日に失効し、1日からドイツ国内で再び出版できるようになった。近く学術的な注釈を加えた形で再出版される一方、ナチスによる虐殺の犠牲者の感情などもあり、今後も議論は続きそうだ。

 反ユダヤ思想などがつづられたわが闘争は第二次大戦後、著作権を持つバイエルン州が犠牲者への配慮や極右による利用への懸念からドイツでの再出版を認めなかった。しかし、著作権はヒトラーが死亡した1945年から70年を経た昨年の年末で切れ、1日以降は法的に解禁状態となった。

 「禁書」とはいえ、これまでも古書店で原書を入手でき、ネット上でも全文が閲覧可能だった。このためミュンヘンの研究機関「現代史研究所」は著作権失効を機に、ヒトラーの思想の誤りを明確にすることが重要と判断し、原書に詳細にわたる批判的な注釈を付けて出版することにした。

 8日に発売される「注釈本」は、原書が全2巻計約780ページだったのに対し、全2巻計約2千ページに上る。研究所の責任者、クリス・ハルトマン氏は「爆発物処理のようなものだ。ナチス時代の遺物を無害化することになる」と語る。また、連邦政府のワンカ教育相は独メディアに「政治教育にも寄与する」と述べ、学校教育でも注釈本を活用すべきだとの考えを示した。

 ただし、バイエルンなど各州は原書のままの再出版については、特定の人々への憎悪をあおる行為を禁じた民衆扇動罪にあたるとして阻止する方針だ。これに対し、専門家には「国民はもう理性的に対応できる」との意見もあり、世論調査の結果では、回答者の約51%が同方針に反対した。

 一方、独ユダヤ人評議会は注釈本を容認しつつも、原書のままの出版には反対を表明。ユダヤ人関係者には「何が起きるか予期できない」(同評議会元幹部)と再出版へ不安も根強い。


以上引用

ドイツにとっては、パンドラの箱を開いたんでは?

時間とともに、パンドラの箱は、どう変化したか?





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