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ダウン症写真展:「母の強さ」伝える 東京メトロ表参道駅

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ダウン症写真展:「母の強さ」伝える 東京メトロ表参道駅
毎日新聞
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ダウン症の子とその母を写した写真が並ぶ地下鉄駅の通路=東京メトロ表参道駅で2017年5月8日午前10時37分、宮間俊樹撮影
 ダウン症のある子と母親を被写体にした写真展が8日、東京都港区の東京メトロ表参道駅で始まった。14日の「母の日」にあわせた企画で、写真家の宮本直孝さん(56)と、親たちでつくるNPO法人「アクセプションズ」が企画した。21組の母子のモノクロ作品が改札口近くの地下通路の壁に展示され、駅利用者ら行き交う人に「母の強さ」を伝えている。

 アクセプションズの会員ら30~70代の母親と1歳~30代の子が被写体となった。ダウン症の書家、金沢翔子さん(31)も母親と共に参加している。母子の写真を隣り合わせにして展示しているが、撮影は「それぞれが自立した人生を生きている」という意味を込め、別々に行った。

 アクセプションズの古市理代理事長(47)と長男の裕起さん(13)は4月初旬に撮影に臨んだ。「作った表情ではなく、心の中をのぞき込まれるような撮影だった。息子を授かってから、前へ前へと進んできたけれど、自分自身を省みる機会になった」と古市さんは語る。

 ダウン症は先天性の症候群で、通常は2本1組になっている染色体の21番目が3本あるために起こる。800~1000人に1人の割合で出生すると言われ、心疾患や知的障害などを伴うことが多い。写真展は14日まで。【五味香織】

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