大阪)仁徳陵古墳の記念硬貨 20日から引き換え
村上潤治
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国内最大の前方後円墳である仁徳陵古墳(堺市)をデザインした500円の記念硬貨の引き換えが20日から、銀行や農協など金融機関の窓口で一斉に始まる。各窓口で計150万8千枚を準備しており、堺市でも21日以降、市博物館など6カ所で交換できる。
記念硬貨は2007年の地方自治法施行60周年をきっかけに、財務省が地域の活性化を目的に全国各地のイベントや風物を描いて順次発行している。大阪では世界に誇る歴史と文化をテーマに準備。堺市が府を通じて世界遺産を目指す古墳を推薦し、造幣局(大阪市)の貨幣デザイナーがデザインした。
記念硬貨は重さ7・1グラム、直径26・5ミリ。偽造防止のため、異なる種類の金属を組み合わせる「バイカラー・クラッド」が特徴。500円硬貨として普通に使えるが、自動販売機や券売機などでは使えない。