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飯炊き仙人・堺の村嶋さん「最良の日々」 市長に北京のイベント報告

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飯炊き仙人・堺の村嶋さん「最良の日々」 市長に北京のイベント報告

産経新聞 1月19日(火)7時55分配信



 堺市堺区の大衆食堂「銀シャリ屋 ゲコ亭」で50年あまりにわたりご飯を炊き続け、「飯炊き仙人」と呼ばれる前店主、村嶋孟(つとむ)さん(85)が中国・北京で行われたイベントで飯炊き技術を披露し帰国。18日、堺市役所を訪れ、竹山修身市長に報告した。村嶋さんは約180人の観客を前にしてご飯を炊き、「みんな喜んで食べてくれた。これまでで最良の日々だった」と笑顔をみせた。

 「爆買い」で日本を訪れた中国人観光客らが村嶋さんの銀シャリをブログで紹介。中国商務部の関係者の目に留まり、12日に北京であった同部の関係団体主催のイベントに招待された。

 村嶋さんは釜を3つ持参し7日に北京入りし、マスコミの取材も受けた。12日の本番では、ステージに3カ所のかまどをつくり、飯炊きに挑戦。中国各地から集められた10種類のブレンド米を使い、質の高い天然水で150人分の米を炊きあげた。

 会場には、美食家や芸能人が駆けつけ、「甘くておいしい」と大人気。会場に集まった人たちは、村嶋さんが持参した堺の塩コンブと、明太子をおかずに、ご飯を食べ、150人分はすぐになくなったという。

 村嶋さんは13日に帰国。「中国の米はすばらしかったが、いつものかまどと違い、火加減が難しかった」として「60%の出来」と採点。それでも試行錯誤のうえ挑戦し、おいしく食べてもらえたことに「これまでで最良の日々だった」と振り返る。店は3年前に別の会社がのれんを引き継いだが、飯炊き指導を続けており、「今後は安くてうまいものを提供するという原点にかえりたい」と力強く語った。

 報告を受けた竹山市長は「ご飯と卵焼きは忘れられない」とゲコ亭の思い出を語り、「(今回のイベントが)大成功と聞き、すばらしい。これを機に、一から頑張ってください」とエールを送った。


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