懲戒免職の元職員、不服申し立てへ /大阪
毎日新聞
堺市の全有権者約68万人の個人情報が流出した問題で、懲戒免職処分を受けた元課長補佐(59)が市人事委員会に不服を申し立てることが分かった。元課長補佐は「反省しているが処分理由に誤りがある」と話している。
元課長補佐は昨年12月、個人情報を無断で自宅に持ち帰り、市に対して明確に証言せず証拠隠滅を図ったなどとして、懲戒免職処分を受けた。元課長補佐は「個人情報の持ち出しは上司も把握していた」と反論している。
一方、市は27日、元課長補佐に調査費用約95万円を請求した。【椋田佳代】