物品購入の決済文書 100件不正作成 職員を減給処分 大阪市
大阪市は30日、物品購入などに関する決裁文書を偽造するなど100件近くを不正に作成したとして、建設局公園管理課の男性職員(28)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分とした。職員は同日、依願退職した。
市人事室によると、上司が6月、市有地に関する決裁書類を確認した際に偽造に気付いた。その後の調査で、職員が平成26年6月~27年7月に作成した計98件が不正で、他の課が保管していた市長印を持ち出して押していたことも分かった。
市はまた城東区役所の男性元係長(59)=懲戒免職=が現金納付された国民保険料を着服した問題で、当時の上司(54)ら計6人の監督責任などを問い、減給10分の1(3カ月)などとした。