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消費者安全調査委員会(消費者事故調)は18日、多発している子どもの医薬品誤飲事故を防ぐため、子どもには開けにくい構造の包装容器の導入策を検討するよう厚生労働省に提言する調査報告書を公表した。重い中毒症状に陥るリスクが高い向精神薬や気管支拡張剤、血圧降下剤などに先行導入する案も挙げた。 子どもには扱いにくい構造にして事故を防ぐ考え方は「チャイルドレジスタンス(CR)」と呼ばれ、日本ではライターに導入されている。米国や英国は薬の包装容器に義務付けているのに対し、国内では厚労省や業界団体は規制や設計基準を定めておらず、各社の自主的な取り組みに委ねられている。共同通信ニュース
開けにくい包装容器導入を - 子どもの薬誤飲防止で提言