小1で集団食中毒、19年後に後遺症で女性死亡
堺市の学校給食が原因で1996年7月に発生した病原性大腸菌
発生時に小学生3人が死亡し、死者は4人目となった。
市教委によると、女性は小学1年で感染後、腎機能が低下する溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症し、60日間入院。退院後も高血圧が続き、2004年、HUSの後遺症と診断された。降圧剤を服用し通院治療を続けていたが、昨年10月10日、就寝中に
集団食中毒は児童や教職員ら9523人が感染。約20年たった現在も、女性4人が後遺症の高血圧や慢性腎炎などで治療を続けている。竹山修身市長は「安全管理、危機管理の徹底に一層努める」との談話を出した。