兵庫県教育委員会は２９日、交際していた元教え子の女性に性的な画像を送り付け脅したとして逮捕された、姫路市内の県立高校男性教諭（３７）を懲戒免職にしたと発表した。また、ライターの火を近づけて男子生徒の髪の毛を焦がした加西市立中学校の男性教諭（２６）を停職１カ月にするなど、計７人を懲戒処分にした。

　県教委によると、姫路市内の県立高校男性教諭は昨年１２月、元教え子の女性＝当時（１９）＝と別れ話になり、「俺のこと言いちらかしよったら容赦なくばらまく」というメッセージとともに、女性と性的関係を持った際の画像を、無料通信アプリＬＩＮＥ（ライン）で送信。脅迫容疑などで逮捕、起訴された。

　加西市立中学校の男性教諭は今年１月の授業中、姿勢の悪い男子生徒の頭に火を付けたライターを近づけ、毛先約２ミリを焦がした。昨年の２学期にも、別の男子生徒２人にライターの火を近づけた。「驚かそうと思った」と話しているという。

　このほか、今年２月に反抗的な態度を取った男子生徒の肩をつかんで転倒させて尻を骨折させ、昨年も計４人の顔をたたくなどした高砂市立中学校の男性教諭（４７）を停職３カ月にした。この教諭は２００２年と０３年にも生徒に対する体罰で減給や訓告の処分を受けていたという。

　県教委は２０１５年度、計３６人を懲戒処分とし、うち６人は懲戒免職だった。（金　慶順）

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教師が生徒と男女の仲に・・・さらに別れ話で・・。37歳の分別ある教師が・・・

教師の資質が低下している