川崎市は28日、友人の男性にストーカー行為をしたとして、環境局の女性職員(29)を同日付で減給3カ月(10分の1)の懲戒処分とした。
市によると、職員は平成27年12月から28年2月の間に、男性の携帯電話に19回に渡って「会いたい」といった内容のメッセージを送信。先月4日に東京国際空港(東京都大田区)の到着ロビーで海外から帰国した男性を待ち伏せしたとして警視庁東京空港署にストーカー行為規制法違反容疑で逮捕され、不起訴処分となっていた。
職員は市の聴取に対し、「相手を一方的に好きになってしまって気持ちを抑えることができなかった」と話しているという。
また、市消防局は27年11月、自家用車で首都高速道路羽田線を走行した際に速度超過して運転免許停止処分を受けた男性消防士(29)を減給1カ月(10分の1)、市交通局は27年11月と今年2月にバスの経路を間違えて走行してしまった男性運転手(51)を戒告とした。