5月は「自転車月間」です。埼玉県坂戸市で、自転車を利用する人に交通ルールの周知とマナーの向上を呼びかける街頭キャンペーンが行われました。毎年5月は、「自転車基本法」が1981年5月に制定されたことを記念して定められた「自転車月間」です。9日は東武東上線・坂戸駅周辺で、西入間警察署の警察官およそ50人が自転車の利用者1人1人に反射材やポケットティッシュを手渡しながら交通ルールを守るよう促しました。また、県警機動隊の広報車も駆けつけ、女性警察官2人が駅の利用者に向けて自転車の安全運転を呼びかけました。県警交通企画課によりますと、ことしに入って先月末までに自転車が関わった人身事故はあわせて2,483件で15人が死亡しています。去年の同じ時期と比べると事故の件数も死者数も減っていますが、右側通行やイヤホンをつけての運転、それにスマートフォンを操作しながらの運転などマナーの悪い人が多く、県警では注意を呼びかけています。