@papanon72: 堺市で起こった市議補欠選も含めた反維新の動きは、これからきっと拡大する。でもそれが、自民回帰に利用されてはならない。→「堺市長選挙の総括」 http://t.co/m7Fm9ezm3C
以下引用
堺市長選挙の総括
テーマ:堺市長選挙見物記
2013/10/20 5:51:02
堺市長選挙に限らず維新が強いのは、政策以前に既得権益や公務員バッシングを容認、推進するような空気の方が上回っていると思うから、竹山氏が勝つとは思ってなかったんです。
だけど、堺市民があそこまで立ち上がるとは思わなかったですね。大仙公園での人の集まり方もすごかった。これはもう、敬意を表したいの一言です。
選挙戦後半の維新の会の集会を見て、ひょっとして竹山氏が勝つのかと思ったのですが、それでも後半に巻き返す維新が票を掘り起こすのでは、という思いも払拭出来なかったですね。
だから、あそこまで堺市民が立ち上がったのに、これで竹山氏が負けたら、日本の民主主義は絶望的ではないのかと気が気でなかったですね。
それで、さすがに維新の会は、ネタが一通り出尽くしたかなという気はしますね。
でもですよ、堺市民が毎日全駅で新しいチラシを作って配布したり、様々なアピール行動をしているのに、投票率は50.69%ですよ。堺市民があれだけやって、前回より7%しか上がっていないというのもねえ・・・、と正直思うのです。投票に行かなかった人は、駅で何を見ていたのだと言いたくもなります。
あと、竹山氏と西林氏の得票率の比率が58対42というのも、まだまだ維新は強いなあと思わざるを得ません。
それでも、大阪市内では住民サービスの大幅カットが断行されようとしていますが、堺市長選挙の結果は、それに対する今後の様々な市民運動の取り組みにおいて「希望の灯り」になると思います。
あと、補欠選挙の結果にも触れておきたいのですが、首長選挙ばかり目が行きがちですが、維新は補欠選挙で負けたことがなかったのに、今回は3つの選挙区で1つしか取れなかった。これも大きいと思いますね。
堺市は元々無所属の議員が多いという特徴があるのですが、それを差し引いても、補欠選挙の結果は都構想が延期すれば行われる2015年の統一地方選挙の先行指標になるのではないでしょうか。2011年のように府議会の維新の会の過半数超えは、さすがにないかなと思います。
ただ、今後、維新の会が失速したとしても、住民自治や市民協働の意識の構築がないまま自民党に議席が戻っても、結局「お任せ民主主義」の再来でしかありません。
そして、投票率を見れば分かるように、一般市民が政治を参画させていく流れに持っていくには、まだまだ遠い道のりだなあと思わざるを得ません。
それと気になる動きとしては、堺市長選挙の応援演説に何人もの自民党の大物国会議員が賭け付けた事です。それは、今行われている神戸市長選挙でも同じで、「たかが地方選挙」なのに、どうしてここまで国政自民党が顔を出すのでしょう。
恐らく、地方に対して睨みを利かしたい思惑があるように思うのです。
と考えると、堺市長選挙は維新の会以外の全ての政党の後押しで竹山氏が当選したのですが、国政自民党による堺市政の主導権を握ろうと動きは既に始まっているのではないでしょうか。大阪都構想に限らず、選挙後も様々な局面で堺市議会を注視していくことになりそうです。
当選時、竹山氏の選挙事務所には沢山の人が集まったが、中年男性ばかりで既存の支持層が多数の感じは否めませんでした。
選挙をそれこそ祭のように、一般人で埋め尽くす光景を見てみたいものです。
以上引用
自民回帰は、あっても、市議会の従来の構成には、余り変化はない。
確かに枠組みは、変化するだろうが。
堺市は中選挙区をとっているので、
その制度を変革しない限り、大阪市のようにはならないであろう。
と指摘しておくとして、
要は、結果的に竹山陣営は、従来の木原選挙を行った。
2013年10月、選挙直後の記事
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