「失敗を経験しない子ども」に共通して表れる残念な特徴5つ
昔から良く言う「可愛い子には旅をさせよ」ですが、近年は、なかなかこうした経験をさせる親もいないようです。
我が子可愛さのあまりか、何事も子どもが失敗する前に親が先回りして、失敗を事前に防いでしまったり、失敗しない環境を作ってしまったりする親御さんも少なくないようです。ですが、子どもは失敗から多くのことを学びます。
そこで今回は『WooRis』の過去記事や海外の情報サイト『the Asianparent』などの記事を参考に、失敗を経験しない子どもの残念な特徴を5つご紹介します。
■1:自尊心がない
まず、子どもが自身の失敗に対して、あまりネガティブに捉えすぎないようにケアしてあげてください。子どもが何かにチャレンジして失敗したとしても、親はその失敗の良いところを見つけてあげたり、そもそもチャレンジしたことを評価してあげたりするようにしてください。
親が根気よく、こうした態度を持ち続けていると、やがて子どもも、それまでできなかったことができるようになっていきます。
この経験を経ることで、子どもは“自尊心”を身につけることができます。
■2:ネガティブ
子どもがする失敗に対して親が常に励ましてあげたり、良い部分を捉えるようにしてあげていると、子どもはそうした親の態度を通して、何事に対しても“前向きな態度”を取ることができるようになります。
些細なことのように思えて、子どもが成長する上で実は結構、大切になってきます。何事に対しても明るく前向きな態度でいられると、周りの人からも好かれるようになるでしょう。
■3:すぐに諦めてしまう
失敗することは、子どもが何事も“諦めない”という姿勢を身につけるのに役に立ちます。
例えば、パズル。何度やってもできなくて、途中で投げ出してしまうこともあるでしょう。そんなんときに、親はそのパズルの完成を手伝ってあげるのではなく、最後まで自力でやり抜くことを応援してあげてください。途中で失敗することは、全く問題ありません。
むしろ何度失敗しても、最後までやり抜く力をつけさせてあげることが大事です。
これを続けていて、初めて自力でパズルができたときの感激は、その子にとって大きなプラスになるはずです。
■4:勇気を持てない
誰だって、初めてのことにチャレンジするには勇気がいりますよね。親であってもそうです。
何事にもチャレンジする勇気、これは子どもの時から何度も何度も経験してきた失敗こそが、その源泉となります。
親は子どもの失敗を責めるのではなく、常に励ましてあげてください。
きっと子どもは、そうした経験を通じて、今後生きていく上でかけがえのない勇気というものを手に入れることができるはずです。
■5:責任感がない
子どもは失敗を通じて、自分がしたことと、するべきだったことの違いを認識できるようになります。つまり、“こうしたから失敗してしまった”、または“こうするべきだった”ということを認識することができるようになります。
この経験を続けていくと、自分の行動に責任を持つことができるようになります。
以上、“子どもが失敗から学べること”5つでしたがいかがだったでしょうか。子どもが経験する失敗には、こんなに良いことが詰まっているのです。
子どもが失敗する機会を親が奪ってしまうのはもったいないと思いませんか? さっそく、今日からドンドン失敗させるようにしてあげてください。
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