副市長、ラップで湯沢をPR キャリア官僚が一役

副市長、ラップで湯沢をPR キャリア官僚が一役

動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開された、ラップを披露する秋田県湯沢市の藤井延之副市長の動画

イベントでラップを披露する秋田県湯沢市の藤井延之副市長（右）＝7月22日、湯沢市内
　秋田県湯沢市の藤井延之副市長（34）が、市の特産品や観光名所などを歌詞に盛り込んだラップを披露する動画が話題だ。市内で開催された音楽イベントで生の歌声も披露。高齢化や人口減少に悩む地域の活性化に一役買っている。
　昨年4月に出向で湯沢市に赴任した藤井副市長は総務省のキャリア官僚。市政全般に携わる一方、持ち前のフットワークの軽さを生かし、毎月、市役所にゲストを招いてトークを繰り広げる催しを開くなど、市の情報発信にも力を入れてきた。
　動画には斉藤光喜市長（70）も「友情出演」。若い頃に流行したというツイスト風の踊りを市長室で披露しながらラップを熱唱。