南海バスで運賃過徴収 小児割引など適用されず
[2016年9月12日19時45分] TL 南海バス(堺市)は12日、バス内の運賃箱の設定を誤り、磁気カードを使って運賃を精算した一部の利用者から計約1万3000円を多く徴収していたと発表した。 南海バスによると、今月8~10日、大阪府の5市町を走る路線で、大人運賃の半額になるはずの小児割引、障害者割引などが適用されていなかった。対象の乗客は約80人で、10日に利用者からの連絡で誤りが発覚した。 7日と9日、南海バス独自のICカードを導入するに当たってコンピューターの設定を変えた際に不具合が発生したのが原因としている。PiTaPa(ピタパ)など既存のICカード利用者に関しては問題なく割り引かれていたという。 同社は申告があれば払い戻しに応じるとしている。(共同)