大阪）利休が結ぶ３都市、４月にシンポ 参加者募る
茶人・千利休の精神が息づく都市のつながりを深めようと、堺市は４月に茶道をテーマにしたシンポジウムを開く。利休を流祖とする裏千家と武者小路千家にゆかりのある金沢市と高松市と共に、歴史や文化を生かしたまちづくりや、茶の湯を通じた連携を考える。
利休の孫、宗旦の子から、武者小路千家、表千家、裏千家の「三千家」に分かれた。加賀藩では３代藩主・前田利常が裏千家を、高松藩は武者小路千家をそれぞれ指南役に招き、茶の湯の文化が花開いたとされる。
シンポジウムでは、「千利休茶の湯館」（堺市堺区）名誉館長で、裏千家前家元の千玄室（せんげんしつ）さん（９３）による基調講演がある。また、堺市の竹山修身市長と金沢市の山野之義市長、高松市の大西秀人市長らが、歴史や文化を生かしたまちづくりについて話し合う。
金沢、高松両市は城下町として…
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