デートDVから身を守れ 横須賀の女子校で講演会
ドメスティックバイオレンス(DV)被害を未然に防ごうと、恋人間の暴力「デートDV」をテーマにした講演会が13日、私立緑ケ丘女子中学・高校(横須賀市緑が丘)で開かれ、全校生徒約360人が身近な問題として学んだ。
講師は、DV防止プログラムを行う任意団体「アウェア」事務局長の吉祥眞佐緒さん。吉祥さんは、デートDVには殴ったり蹴ったりする身体的暴力行為のほか、「どこで何をしているかいちいち報告しろ」「他の友達と遊ぶな」など恋人からの強い束縛行為も含まれると紹介した。
加害者の心理を「相手が自分の思い通りになったとき、支配できた気がしてすっきりしている」と説明。「私が未熟だからいけないと容認してはいけない。暴力を振るわれていい人はこの世に1人もいない」と強調した。
このほか、教諭によるデートDVの事例の実演なども行われた。講演会は、横須賀市のDV対策事業の一環。
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デートDV@デートDVから身を守れ 横須賀の女子校で講演会
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