救命後の不安軽減へ 相談窓口記したカード配布、別府市消防本部
表に感謝の言葉、裏に相談窓口の電話番号が記されたカード
別府市消防本部は、救命の現場に居合わせて応急手当てをした人が、後に感じる不安や精神的なストレスを軽減しようと、相談窓口を記したカードを配布する事業を始めた。救急救命士が電話相談に応じ、必要があれば専門的なサポートも受けられる。市健康づくり推進課、市保健センターと連携した取り組みで、県内では初めて。
市消防本部によると、救命講習などの際に、交通事故などの現場で救命に当たった人から、「応急手当てに取り掛かるタイミングや判断、方法が間違っていなかったか」「救命後に不安を感じても、どこに相談していいのか分からない」といった声を聞くことがあったという。
このような背景を踏まえ、相談体制を整えるとともに、心肺蘇生やAED(自動体外式除細動器)などで救命に当たった人(バイスタンダー)に贈る「バイスタンダーフォローアップカード」を作った。カードは名刺サイズで、救急隊長または消防隊長が現場で手渡す。表に感謝の言葉、裏に相談窓口となる市消防本部警防課救急救助係の電話番号が記されている。
電話で相談しても不安が解消されない場合は、市健康づくり推進課、市保健センターへ引き継ぎ、看護師らのサポートを受けることもできる。
市消防本部警防課の須崎良一課長は「救命講習などで応急手当てを呼び掛ける中で、心をケアする体制づくりが必要と感じていた。安心して1次救命処置ができる環境を整えていきたい」と話している。
以上引用
いい取り組みである。
救急隊がくるまで、様々な人がサポートする可能性がある。
誰でもが使えるようななってきたAED、
あれ?と不安になりながら使うこともあるのかな?
さらに、助からなかったのか?
様々な不安がよぎることもあるだろう。
堺市もやればいいのに