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待機児童、政令市@川崎市:「待機児童ゼロ」に「わが子落ちたのに」の声も

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川崎市:「待機児童ゼロ」に「わが子落ちたのに」の声も
毎日新聞

川崎市の待機児童数などの推移
 2年ぶりに「待機児童ゼロ」を達成した川崎市は、子育てしやすいまちづくりの成果を強調する。だが、認可保育所への入所がかなわなかった児童数は近年、2000人台で推移し、「隠れ待機児童」は解消していない。保育所探しに追われる親からは「保育所増設に一層力を入れてもらわないと、『1億総活躍』は実現できない」との悲鳴が上がる。

 中原区の会社員、佐倉怜七さん(30)は、長男(4)と次男(1)を認可保育所に通わせようと申請したがいずれも落選。「長男の出産時には8カ所以上、次男のときは13カ所の認可保育所に申し込んだが全部落ちた。それが待機児童ゼロなんておかしい」と憤る。自宅周辺にはタワーマンションが林立し、子育て世代の流入が続く。「保育所の絶対数が足りない。タワマンを建てるなら保育所も新設して」と訴える。

 同市の認可保育所は4月1日時点で前年同日比29カ所増の323カ所。これで補えない分は、市認定保育園や小規模保育施設などで対応している。今年度からは、新設保育所の4、5歳児室の空きを活用し、入所保留中の1、2歳児を1年間限定で受け入れる「年度限定型保育事業」を始め、75人が利用する。

 年度限定型について、福田紀彦市長は「これなしに待機児童ゼロはなかった」と高く評価するが、小田理恵子市議は「保留児童の多数を占める1、2歳児向けの緊急避難的な側面もある。認可外も含め、保育所の定員を増やすべきだ」と指摘する。【太田圭介】


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