「子ども食堂」で地域交流 洋野、つながり生む場に
洋野町の住民有志7人は同町種市のむつみ館で子どもや高齢者向けの食事会を開いている。地域で子育てを支え、住民交流の場にすることが狙いで、料金は18歳以下無料。手作りの料理を振る舞い、学習や遊びを通じて仲を深める機会を目指しており、気軽な利用を呼び掛ける。次回は21日。
「むつみ子ども食堂」と名付けて3月から始め、現在は月1回のペースで開催。子ども食堂というと貧困世帯向けの開催が多いが、地域交流の色合いが強い。4月下旬に開かれた第2回には約20人が参加し、家族連れや児童生徒がおいしそうに食事を味わった。
友達同士で訪れる児童もおり、食事後は宿題や遊びに熱中。種市小4年の児童は「バランスのいいご飯でおいしい。友達とも遊べてうれしい」と笑みを広げた。
スタッフは高校生、20代から70代の男性3人、女性4人。食材を持ち寄って料理を提供し、学習支援を行う。先着20食を用意し、参加者は好きな時間に入退場できる。参加しやすいように子どもは無料とし、大人からは協賛金として300円を集めている。
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こども食堂@「子ども食堂」で地域交流 洋野、つながり生む場に
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