子どもの孤食減らそう 「あおば食堂」運営開始/八戸
ギョーザの具材を混ぜる子どもたち
青森県八戸市のNPO法人あおばの会(類家伸一理事長)は、同市柏崎2丁目の八戸あおば高等学院で、一人で食事をする人たちを対象に、低価格もしくは無料で食事を提供する「あおば食堂」の運営を始めた。初回は、参加者が一緒に調理をするなどして交流を深めた。
同食堂は、参加者が一緒にご飯を作って食べ、遊びや勉強を通して交流の輪を広げることが目的。全国的に広がりを見せる子ども食堂のような機能を持ち、高校生まで無料、大人300円で食事を提供する。
6日は、親子ら14人と同学院の高校生らが参加。ギョーザの具材としてキャベツを切ったり、ミルクゼリーを作ったりした後、ご飯を一緒に食べた。
市立江陽小6年の貝守楓真さん(11)は「ギョーザを作るのが楽しかった。おいしくできてうれしい」と笑顔で話した。
あおば食堂は、毎月第1土曜日に開催。次回は6月3日。10食限定で、ハンバーグを作る予定。31日までの申し込みが必要で、問い合わせはNPO法人あおばの会=電話0178(22)3470=へ。
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こども食堂@子どもの孤食減らそう 「あおば食堂」運営開始/八戸
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