大阪・堺の高齢者福祉施設で95人食中毒…101歳の女性も被害
堺市保健所は12日、堺市西区太平寺の高齢者福祉施設「ハートピア泉北」と「愛和園」で、利用者95人が下痢などの症状を訴えたと発表した。同保健所はウェルシュ菌による集団食中毒と断定し、調理業務を受託している給食会社、南テスティパル(同区浜寺石津町西)に12日から3日間、この施設での営業停止を命じた。症状は軽く、全員快方に向かっているという。
95人は66~95歳の男性14人と、69~101歳の女性81人。うち6人からウェルシュ菌が検出された。同保健所は、鶏と根菜の煮物、キャベツとツナのソテーなどの5日の夕食が原因と断定した。